アラサーから始めるロードバイク

運動音痴、運動嫌いの俺がロードバイクに乗り始めた記録です。

緑のAACR2018に参加してきます

どうも、随分とご無沙汰になってしまいました。ロードバイク初心者のyuntaです。


長野県安曇野で開催される「アルプスあずみのセンチュリーライド」の160kmコースS組に参加します。

冬の間は通勤でしかロードに乗っておらず、大会前にロングライドでリハビリしておきたかったのですが、天気や予定に恵まれず全然乗れていませんでした。


なので正直、完走は無理なんじゃないかと思います…。

しかし前回旅行で行った時は雨の安曇野だったので、好天の安曇野を楽しめるようにマイペースで走っていきたいと思います。

っていうか朝3時くらいに起きなきゃ行けないんだけど、朝弱いことで世界的に有名なyuntaさんは大丈夫なのでしょうか。


無事に生きて帰れたらまた記事にしようと思います。

しまなみ海道サイクリング大会2017 後編

こんにちは! ロードバイク初心者のyuntaです。


前編はこちら



さて大会当日です。
朝6時に起きる予定でしたが、なかなか寝付けなかったこともあり30分ほど寝坊しました。
そしてベッドから起き上がって気付いた!


寝違えた!


枕が合わなかったのでしょうか。右首から右肩にかけてが痛くて動きません。
幸先が悪いスタートです。


とりあえず洗濯したジャージに着替えて朝食を取りに行きます。
ホテルに隣接するレストランでビュッフェが食べられます。
とはいえ、朝は弱いのであまり量は食べられませんが……。
何とか頑張ってパンを食べました。


しかし食事をしていると……
猛烈な……
便意が……


まさか牡蠣に当たったんじゃないだろうな、と思いながら急いで会計を済ませて部屋に戻ります。
ビブショーツを履いているので、トイレのために急いでジャージを脱ぎ捨ててトイレに駆け込みます。


ふぅ、間に合った!


しかし出発まで時間がないから急がないと~!


便意、そして時間に焦った俺は――


過ちを犯します。


そう。


急いでウンコをし過ぎたのです。


ブチィ!


「ぐわああああああ!」


……ぢになりました。


これからサドルにケツを乗せて80km走る人間が、切れぢになるとはなんというディスアドバンテージ。
なんとかいつもとは座り方を変えて対応するしかない……。
寝違えとぢという二重苦を負いながら、俺は自転車を部屋から出して会場へと向かうことになりました。


向島行きへの船には大会参加者が大勢乗っていました。
そしてみんなで揃って会場へ。


ちょうど開幕セレモニーの始まる8時半くらいに到着。
すでに大勢の参加者が集まっていて、地面にはハンガーに収まりきらなかったロードバイクがずらりと並んでいました。
俺は会場の端っこのフェンスに自転車を立てかけて、遠くからセレモニーを眺めていました。


セレモニーが終わると順次、距離の短いコースからスタートしていきます。
自分は一番長い尾道80kmコースなので最後です。
初めてサイクリング大会を生で見ることになるのですが、やはり大勢の自転車が一斉に走り出すのは見ていて爽快ですね。
自分も初めての集団走行になるので、接触しないように気を付けようとか、ドキドキしていました。


それにしてもこの日は晴れとはいえ、やはり寒さが厳しかったですね。
司会の人も「待っている間、冷えないように体を動かしてください」と言っていましたが、俺もずっと準備体操やら身体を揺すったりして冷えないように頑張っていました。


いよいよ自分たちのスタートが近くなってきました。
順番に20人くらいの集団ごとに区切ってスタートしていくのですが、自分は会場の端にいたせいもあり結構後ろの方の団体になりました。
周りは結構、ペアや団体で参加している人が多いようで、ソロはあまりいないようでした。
なんだか夫婦の参加者が多いなぁという印象です。
などと他の参加者を観察しながら、前の方がどんどんスタートしていって……
次が自分のスタートの番になります。
ビンディングを嵌めて、周りとの車間距離を広くとるよう注意しつつ、


そして、ついに……
初めてのサイクルイベントが、始まりました!


スタートしてすぐに長い下り坂なので、十分に車間距離を取りつつ長い隊列を形成していきます。
先頭にいるスタッフの方を抜かしてはいけない、とルールに書いてあったので、急ぐ必要もなさそうです。


一般道に出ると、沿道にいる地元住民の方が応援してくれたりします。
初めての経験ですが、なかなかに嬉しいものですね。


時速20kmくらいでゆっくりと走っていきます。
やがて隊列が伸びて来て先頭との距離が離れると、痺れを切らした人は右側から抜いていきます。
俺は初めての集団走行だし、どうせ先頭のスタッフさんは抜かせないんだから、焦る必要はないと前の人にくっついてゆっくり走っていました。


次に最初の橋である因島大橋の登り口に到着します。
昨日の試走で走っておいたので、この上り坂は余裕で登れるはず……


と思っていたのですが、ここで思わぬ状況になります。


なんと、前の方が詰まってしまい、参加者の渋滞が起きているのです。


歩くより遅いようなノロノロのスピードで登るハメになります。
すぐ後ろの人たちも「上り坂をこんなに遅く登るって逆にキツイですね」と笑っていました。


そして橋の手前ではついに待機列状態になって、止まってしまいました。


後ろの人たちが今度は「サイクリング大会で停まるってことあるんだw」「これだと身体あったまらないですね~」と言っていました。
確かに身体が冷えるのが一番辛い状態でした。


やがて列が進み始めて、橋をゆっくりと渡り始めます。


橋を渡り切ると、どうやらスタッフの先導を抜いてはいけない、というルールはなくなったようで、みんな各々のペースで進み始めました。
自分も、もう少しペースを上げても良いかなと思いましたが、まだ先は長いし無理することもないか、と思い前の人に合わせて走りました。


そしてしばらく進むと、なんとまた! 渋滞が起こっていました!
どうやらこの先に信号があるらしく、そこで詰まっているようです。
500人ほどの参加者が延々と道路に並んでいます。
こればっかりは仕方がないので待ちました。
橋とこの信号待ちで、大体30~40分くらいは停止していたように思います。


信号待ちを抜けたところで「これちょっとペースが遅すぎるのでは?」と思い始め、自分も自身のペースで走ることにしました。
するとすぐに第一エイド(休憩場)である万田発酵に来ました。
そこはすでに到着したサイクリストでごった返していました。
なんとか空いているハンガーに自転車を引っ掛け、とりあえずトイレへ。
続いて補給食とスタンプをもらいに列に並び始めました。
そこで20分ほど待ったでしょうか。
その頃には「第一エイドの最終発走は20分後です」というアナウンスがありました。
つまりは今自分は最後尾グループにいるということです。


こりゃいかん、最終発走までには出発したい。
と急いで出発することに。


次の生口橋までは、スタッフさんの後ろにくっついていきました。
ここでちょっと危ないシーンがありました。


スタッフさんの前方に3人くらいの集団がいたんですが、手信号もなしで道路のど真ん中でいきなり停車したのです。
スタッフさんも慌てて回避して、自分も避けられたのですが、どうもその人たちは風景を見る為に停車したようです。
結構高齢な方たちのグループだったんですが、一体何を考えているのか? 本当に危なかったです。


さて、次に渡る生口橋も登りがありますが、因島大橋と同じくらいの緩い斜度の登りでした。
遅れを取り戻すためにガシガシ踏んで登っていきました。
生口橋は車道の横に二輪・歩行者道があるタイプの橋でしたね。こちらも見事な光景でした。


橋を渡り生口島に上陸です。
ここから次のエイドまでは一人で頑張って漕ぎました。
自分が維持できるスピードの範囲で、平均時速30kmくらいで進みました。
あまり見どころも多くないというか、普通の一般道を走っている感じでしたね。
あっという間に第二エイドである小学校へとやってきました。


補給食を頬張り(蜜柑が美味しかった)スタンプを押して出発します。
次の第三エイドが折り返し地点で、昼食もそこで取れるようです。
出発してすぐに、スタッフさんが道案内をしてくれると言って、前を引いてくれました。
初めてちゃんと引いてもらったんですが、やはり一人で走るのとは全然違いましたね。
先ほどまで自分が一人で頑張って走っていた時よりも早く、そして楽に高速巡航できました。
空気抵抗が少なくなるのもあるんでしょうけど、前の人についていくだけでいいという精神的なアドバンテージもある気がしました。


ということで、スタッフさんのおかげで次の多々羅大橋までやってきました。
ここまでくると、同じ80kmコースの人たちが折り返して反対車線を走っていく姿も多くなってきました。
さすがにタイムアウトで完走できないことはなさそうだと思ったので、少しゆっくり行くことにしました。


この橋も例によって緩やかな上り坂を登ってから渡ります。
そしてこの橋を渡った先にある大三島には、しまなみ海道の有名なオブジェである「サイクリストの聖地碑」があります。
しまなみ海道に来たからには、この石碑の前で是非写真を撮りたいものです。


橋の上からエイドと、そして石碑のある広場が伺えます。
スタッフさんの誘導に従って最後のエイドへ!
まずはトイレ、そして昼食です。
ガッツリした肉系のお弁当でしたが、結構お腹が空いていたのでペロリと食べました。
そしてスタンプもついに揃いました。あとはスタート地点まで戻れば完走です。
体力も余裕がありそうで、寝違えた首とぢになったケツも持ちそうです。


昼食後はサイクリストの聖地碑に向かいました。




ここで昨日、自転車神社で会った岩手の方が声を掛けてくださいました。
コミュニケーション能力に長けたサイクリストならここでウィットに富んだ会話をするところでしょうが、特にあまり気の利いたことも言えず……申し訳ねぇ。


さて復路です!
基本的に往路と同じ道を戻るだけですが、今度は完全に自分のペースで走ることになりそうです。
しまなみ海道の景色を目に焼き付けながら走っていきます。


一人でガンガン走っていき、同じくらいのペースの集団があったら、その後ろにくっつく方法で進んでいきました。
そういえば行きはエイドがあったけど、帰りはぶっ通しで帰るのかな?
と思っていましたが、第二エイドだった小学校に誘導され、帰りもちゃんと補給食をもらうことができました。
ただ往路の時ほどゆっくりとはせず、食べるものを食べたらさっさと出発するようにしました。
時間的にあり得ないとは思ったのですが、それでも初めての大会でタイムアウトは悲しいなぁ、と思った故に急ぎ気味でいきました。


第一エイドの万田発酵での補給を終えたあと、しばらく走っていると自分が集団の先頭を引いていることに気付きました。
前方の注意や早目の手信号など、緊張しましたが無難にこなせた気がします。手信号とか前々から練習しといて良かったなぁ。


最後の上り坂になる因島大橋の坂では、集団がバラバラになり始め、俺は同じくらいのペースの人についていくことにしました。
そこでパンツに「緑川商店」と書かれた方にくっついていくことになりました。
安曇野に行った時に寄った「おねがいツインズ」の聖地である緑川商店の痛ジャージ的なやつだったのかな? 俺はそのアニメを見たことがないのであまり詳しくはないんですが……。
この緑川商店の人に最後のゴールまでくっついていくことになるのですが、手信号とか声かけとかしっかりやってくださる方で、とても走りやすかったです。
そして因島大橋から向島に降りてくるところは、やはり絶景。思わずみんな「うおー……」とか声を出していました。


最後の方だと、もう大会を終えて帰路に着く人たちともすれ違うようになりましたね。
よし、俺も頑張るぞ~ということで最後までペースは落とさず快調に走れました。
そして最後の坂を上り切って、尾道80kmコース完走です!


スタンプカードを渡して完走証をもらい、ステージで自転車と一緒に写真を撮りました。
しばらく会場で余韻を楽しんでから尾道に帰ります。


さて完走した感想ですが。
距離的にはいつも走ってるくらいだったので問題はないかな~と思っていましたが、やはり体力的には余裕がありましたね。
むしろエイドが設けられていて適切な休憩が取れたので、普段よりも楽に走っていた気がします。
ただやはり序盤の渋滞はどうにかならんかな~と。第一エイドの大混雑も大変だった。
あとあまり集団走行に慣れてない人が多いのかな~と思いました。
と言っても自分だって初めての集団走行だったんですが、それを差し引いても何度か急停車とか手信号・声掛けがなくて危ない場面があったり。
逆に慣れてる人が前を走っていて、そういうのちゃんとやってくれると凄く走りやすいのが分かりました。
これからも自分はしっかりやっていこうと思いました。
そして何より、しまなみ海道は最高でした!
交通量もあまりないから走りやすいし、周辺施設もしっかりしてるし、海も山もキレイだし、はっさく畑があったり、走っていて楽しい場所でした。自転車が好きなら是非一度は行ってみて欲しいです。
いつか大会とは無関係に来て、今治まで完走してみたいですね~。


さて、尾道に帰ったら、ホテルでまた洗濯しつつ今度はさっさと晩御飯を食べにいきます。
昨日は牡蠣だったので、今日はお好み焼きを食べにいくことにしました。
スマホで店を調べたのですが、一軒目はなんか閉まっていて、二軒目は満員。
ブラブラ歩きながら三軒目を発見してようやく入れました。
しかし、何も情報なしで町を歩いて店を探すのも、なんだか楽しいことが分かりましたね。これも一人旅の醍醐味か。
尾道には尾道焼きという名物があるらしく、それを注文しました。
砂ずり(砂肝)が入っているお好み焼きで、固い系の肉が苦手な自分でも美味しく食べられました。顎は疲れましたけど。


帰ってから明日の準備をして、だらだらして、マッサージを呼んだりして、ぐっすりと眠りにつきました。


翌日はチェックアウトまで時間があったので、千光寺山のロープウェイに乗ってみました。
尾道と向島、そして瀬戸内海に浮かぶ島々を一望できる素晴らしい展望でした。
尾道に来たら是非行ってみてください。


そしてのんびりとチェックアウトして新尾道へ。
駅弁を食べながら横浜へと帰ってきました。


大会中に他のサイクリストが「明日(大会翌日)も有給取ったんですよ~。疲れますからね~」と言っていましたが、
自分も前泊と後泊をする2泊3日のプランにしておいて良かったと思いました。
大会後に急いで帰って翌日仕事だと疲れちゃうからな~。


尾道、そしてしまなみ海道は実に良いところでした。
是非また来たいと思います。
そして他のサイクリングイベントにも参加してみたいと思いました。

しまなみ海道サイクリング大会2017 前編

こんにちは! ロードバイク初心者のyuntaです。


ついに行ってきました! しまなみ海道!!
11月26日に行われた「しまなみ海道サイクリング大会2017」に参加してきました!


3カ月ほど前から色々準備して非常に楽しみにしていたイベントですが……。
その一週間くらい前に咳喘息になって寝込んでしまい、参加が危ぶまれました。
前回の旅行の時は雨だったから、今回は晴れの予報で喜んでいたのに~!
行けなかったらショックだと思いながら療養。
当日なんとか体調が良くなってきたので、とりあえず自転車を持って行って、芳しくなかったら普通の広島観光にしようかなと思い出発しました。


新横浜から新尾道まで新幹線で3時間ほど掛かります。
今までで一番長く新幹線に乗っての移動になりました。
長野旅行では失敗した席取りも、ちゃんと一番後ろの席を取れていたので安心です。
ちょうど通路の反対側にも自転車を輪行している人がいて、もう一人自転車乗りがいたら自分の荷物を置く場所がなくなるところでした。
輪行できるかどうかって、結構運だよなぁ。


新幹線では弁当食べたりゲームしてたらあっという間に福山に到着、乗り換えて新尾道へ。


新尾道で降りてから輪行を解きます。
しかし良い場所がなかなか見つかりません。
(あとで見つけたんですが、JR尾道駅の方には何と自転車組み立て専用スペースが設けられていました。さすが……)
とりあえず交番の隅っこの方で邪魔にならないかな~という場所があったので、そこでコソコソ組み立て始めました。
しかし組み立ても終盤というところで


「あの~、すみません。何をしているんですか?」


と声を掛けられ、振り返ると、そこには警察官が……!!


ゆんたさん。尾道旅行初日にして逮捕か!?


という恐れが頭をよぎりましたが、単に警察の敷地だから移動して欲しいとやんわりと言われただけでした。
謝りながら歩道の隅に移動して輪行完了。


さて、時刻はちょうど昼時です。
宿のあるところまでは20分くらいで着く予定なので、途中でお昼ご飯を食べることにしました。
いつもなら旅行の前に店とかを調べていましたが、今回はぎりぎりまで体調不良でダウンしていたこともありノープラン。
とりあえずスマホで尾道ラーメンの店を調べました。
道すがら店はたくさんあり、食べログ評価の高い店を選んでみました。


それがここ「東珍康(とんちんかん)」です。



人気店らしくそこそこ人が並んでいました。
しかし狭い店内にめちゃくちゃ店員さんがいて、ハイスピ―ド提供されているおかげでそれほど待たずに入店。
尾道ラーメンは初めて食べましたが、背脂が浮いている見た目とはうらはらにあっさりしていて、とても美味しかったです。
駐輪していなければもっとゆっくり食べたんですが、一気食いしてお会計。


食後の運動がてらにちょっと漕いでいたら、あっという間に目的地の尾道駅周辺に到着しました。
最近、偶然読んだ漫画のヒロインの故郷が尾道だったので、ちょっとした聖地観光気分で写真を撮ったりしました。
高い山のある尾道側と、海を挟んですぐそこに向島があるロケーションは、初めて見るタイプの風景で良い感じでした。


さて、時刻は昼下がり。ホテルのチェックイン予定時刻は17:30です。
何故こんなに時間が空いているスケジュールなのか?
それは大会の前日登録を済ませておこうと思ったのと、もう一つは行っておきたい場所があったからです。
大会だと規定のコースをみんなで走るので、行きたい場所があっても行くことはできません。
なので前日のうちに行っちゃおうという計画です。
あとは体調を計るためにも本番より短い距離を走っておきたかったのです。


まずは大会の事前登録。
会場は尾道から海を挟んですぐそこの向島にあります。
向島行きの船発着場が尾道駅のすぐ前にあり、自転車ごと乗り込んで向島に行けるようになっています。
さっそく乗り込み、110円の運賃をおじさんに回収され、10分ほどするとすぐに向島に到着です。
すでに同じ大会に参加するであろう自転車乗りの人もちらほら見られました。
今回は前述の通り、事前準備をロクに出来なかったので、ルート登録もしていませんでした。
なので地図を見ながら会場を目指すことにします。
距離にすれば発着場から会場まで5kmくらいしかないのですが、意外に上り坂がキツめで大変でした。
会場ではハンガーにたくさんのロードバイクがぶら下がっており、俺はサイクルイベントにやってきたんだなぁという実感が湧いてきます。

大会本部で登録証を提出し、ゼッケンとスタンプカードを渡されました。エイド(休憩所)でスタンプを押すことで完走証明になるようです。
会場ではプレイベントをやっており地元の自転車選手が興味深そうな話をしていましたが、自分には行くところがあるのでさっそく出発しました。


俺が行ってみたかったところとは「日本唯一の自転車神社」として有名な大山神社です。
そこで自転車のハンドルに着ける御守りを買いたかったのです。


大山神社はしまなみ海道の2つ目の島にあります。
大会では4つ目の島で折り返すので、ちょうど半分くらいの距離を走ることになるでしょう。
しまなみ海道では車道に青い線が引かれており、それに沿っていくと尾道~今治まで行ける道案内になるというシステムがあります。
なので最初のうちは青い線に沿って第2の島(因島)まで行くことにしました。


しまなみ海道といえば海が広がる光景が素晴らしいと思っていたのですが、島は結構山が多い地形になっていました。
そして今の季節はちょうど紅葉が綺麗で、海と紅葉を見ながら走れるという美しい情景を目にすることが出来ました。
山が多いと言っても海沿いを走っていればほぼ平坦な道なので、特に苦労することなく向島と因島を結ぶ因島大橋が近づいてきました。


天を仰ぐと1km近い長さの巨大な橋が……なかなかに壮大です。
しかし、ふと思いました。あの高さにある橋を渡るって、今からあの高さまで登らなきゃいけないってことか……。
ちょっとテンションが下がりました。
青い線を辿っていくと橋を通り過ぎてしばらく、橋への入り口の看板を見つけました。
そこに入ると橋の高さまで上がるための緩やかな斜度の登り坂が始まります。
そういえば「ろんぐらいだぁす!」のしまなみ海道編で「斜度は緩やかだから大丈夫」たいなことを言っていたな、と思い出しました。
確かに坂はかなり緩やかで、時速20kmくらいでぐいぐいと登れる感じでした。
これもヤビツ峠や椿ラインを登った経験があるから楽に感じるのかなぁ、と感慨深いものもありました。
楽しく坂を上ったあとはいよいよ橋を渡ります。
因島大橋は車道の下に歩行者・二輪用の通路が設置されており、両サイドは金網で閉じられています。
まさに海の上を走っているような光景を目にすることができ、ついついよそ見して見入ってしまうくらいでした。


因島に上陸したところで、神社までのルートを模索することになりました。
神社は青い線のルートとは少し外れたところにあるので、青い線に沿っていくとかなり大回りになってしまいます。
なので出来るだけ直線距離で行けるよう、青い線ではない普通の道を行くことにしました。


しかし、これが失敗だった気がします。
選んだルートは島の真ん中を突っ切るような形になっているのですが、そうなると必然的にアップダウンが激しいルートになってしまいます。
橋に至るための上り坂は楽しく登れましたが、こっちの登りはあまり楽しくありませんでした……。
帰りは絶対に海沿いを走ろう……と思いつつ無事に大山神社を発見することができました。


自転車神社はこちら、という看板の通りに小道に入っていくと――
そこにはまさかの斜度20%越えの激坂が自転車乗りを待っていた。
もうすでに自転車を降りていたので、そのまま押して登りました……。


自転車神社ではハンガーはもちろん完備されており、自転車乗り向けにお茶やおしぼりも用意してくださっているという親切なところでした。
お参りをして、ハンドルに着ける御守りも購入しました。
ここで同じ大会に参加する方と少しお話をしたのですが、その方は岩手からいらっしゃっているようで、日本全国から自転車乗りが集まってくるんだなぁと驚きました。


ここで折り返して帰るのですが、思ったよりも時間が掛かってしまい、チェックイン時刻に間に合うか微妙なラインとなりました。
まぁ遅れるなら電話すればいいだけなのですが、ホテルに帰ってからも色々とやることがあるし、さっそく帰路に着く事にしました。


帰りは行きの反省を生かして海沿いのルートを選びました。
こちらの方がやはりアップダウンが少なくて走りやすい印象です。
途中でコンビニに寄りましたが、当たり前のようにハンガーが置いてあってサイクリストに優しいお店でした。
帰りも海と紅葉を眺めながら帰ったのですが、特に因島から向島に帰った時、坂を下りきって海沿いの車道に出るときの光景は一番素晴らしかったです。
目の前に夕焼けを照り返す海が広がり、潮騒が聞こえる……。
前を走っていた学生のグループも「うおー、すげー」と感嘆していました。


向島からまた船に乗って尾道に帰ります。
ホテルはすぐそこだったので無事に到着。
時刻は17:25。奇しくも時間通りに帰ってこれました。


距離は50kmくらいで喘息も調子が良かったので、明日の大会は無事に参加できそうです。


今回泊まったホテルはU2という施設に併設されたHOTEL CYCLEという場所。
その名前の通り、自転車乗りのためのホテルです。
最初は部屋に自転車を持ち込めるホテルを探していて見つけたのですが、自転車乗り用の宿ということで一度泊まってみたくて予約しました。
なんと自転車をそのまま客室に持ち込めて、壁から生えているハンガーに引っ掛けておけるという素晴らしさ!

宿の入り口や廊下にもハンガーやスタンドがあって、そこに置いてもいいみたいです。
地味に嬉しいのはコインランドリーなども置いてあって、本当に自転車乗りのことを思って色々準備されているなぁという感じでした。
まぁ値段はそれなりにするし、倉庫を改造した建物で高級感とかはないんですが、自転車乗りなら一度泊まってみると良いんじゃないかと思います。
場所も尾道駅のすぐ近くで、向島行きの船乗り場も近いので、しまなみ海道攻略に最適です。


自転車を置いたら服を脱いでコインランドリーにぶち込み、明日の大会に向けて準備をします。
コインランドリーの時間は90分と表示があったので、それが終わってから夕食を食べにいくことにしました。
夕食も何も調べていないので、とりあえず広島に来たから牡蠣を喰おうということでスマホで検索。
本当にスマホって便利ですね。
テレビをつけたりなんやかんやして、90分経ったのでコインランドリーを見に行きました。
すると、なんと乾燥の段階でエラー停止しているではないですか!!
洗濯物が寄っています。ということだったので、位置を直して再起動。
そこからまた1時間待つことになりそうだったので、もうご飯を食べにいくことにしました。


外に出て思ったのは、めちゃくちゃ寒いということです。
何となく広島は西の方だしそこまで寒くないんじゃないか、と思っていたのですが、めちゃくちゃ寒かったです。
自転車旅行じゃなければコートの一枚も持ってきたんですが、ウインドブレイカーしかなかったので凍えながら尾道を歩く嵌めになりました。
昔ながらの商店街などを歩いたのですが、潰れてしまった店や時間的に閉まっている店が多かったですね。
しかし、人の少ない夜の街をぶらぶらと歩くのは楽しいですね。今回は計画を緻密に立てなくて、逆に自由な感じがして楽しかったです。


結局、検索で出てきた「かき左右衛門」というお店にいって牡蠣をたらふく喰いました。
帰り際、締めに尾道ラーメンをまた食べてしまいました。

ま、まぁ明日はカロリーがっつり消費するし、今のうちに食いだめしておかないとね……。


帰ってコインランドリーに行ったら、まだ乾燥で回っていました。
最終的に、洗濯が終わるまで4時間くらい掛かった……。洗濯ネットに入れてたせいなのかな?


明日はいよいよ大会本番!
早起きするぞ!
というわけで後編に続きます。