アラサーから始めるロードバイク

運動音痴、運動嫌いの俺がロードバイクに乗り始めた記録です。

ロードバイクはじめました。

初めまして! ロードバイク初心者のyuntaです。
俺は昔から運動音痴の運動嫌いでした。でも、そんな俺がロードバイクを始め、そしてめっちゃ楽しめてる! ということで、その記録をつけていきたいと思い立ちました。
この記事を書いている時点で購入から1か月ほど経っているので、最初は過去を振り返りながら書いていくことにします。



2017年7月中旬…。
いつものようにニコニコ動画のトップ画面を開いた俺はそこに「ツールドフランス生中継」の文字を見ました。
漫画「弱虫ペダル」を読んでいたし、ちょっとロードバイクに興味はあった俺。
ロードレースというのがどういったものか、ちょっと見てみることにしました。


そして……。
プロの乗るロードバイクの速さ、白熱するレース展開の熱さに魅了されました!(第2ステージ、マルセル・キッテルのスプリント勝負がカッコ良かった)


視聴後、ふと考えます。
そういえば、そろそろ夏のボーナスだし、たまには大きな買い物でもしてみるか…?
今はママチャリで自転車通勤だけど、ロードバイクなら早くなるかな…?
飽き性だけど、ロードバイクなら飽きても通勤で使うから無駄にはならないな…。


そして気付けば、すっかりロードバイクを購入する気分が高まっていました。


善は急げで次の日。仕事終わりに近場のスポーツサイクルショップに足を運んでみました。
ついてくれた店員さんに色々と教えてもらいます。
試乗もしました。フレームの軽さには確かに驚きましたが、乗ってみた感想は……怖い! 操作が難しい! そして怖いので加速させられず、ロードバイクのスピードを身をもって体感することはできませんでした。(怖くて歩道走っちゃってたしね)
ただこのくらいで挫ける俺ではありません。とりあえず買って乗ってりゃ慣れるだろ! ということで購入するフレームを物色します。
当初は、まぁ総額で15万以下には抑えたいよなぁ~。と思っていたのですが…。
フレームやコンポの性能差を聞いて良いものが欲しくなったり、周辺アイテムで必要なものが結構あったりと、明らかに予算オーバーしそうでした。
しかしせっかく買うなら、それなりに良い物を欲しい! ということで一念発起して自分の納得いくものを購入!
総額で20万円をオーバーしてしまい、内心はちょっと高すぎたかもと思いつつ、動揺をおくびにも出さず前金を支払いました。
そうそう。最初は、自転車なんだからその場で買えるものと思っていましたが、当然納車まで一週間くらいかかるとのことでその日はそのまま帰りました。


なんだかんだで、ワクワクしながら一週間。あっという間に納車の日でした。


完成車にボトルホルダーを一つ、前後にライト、フラットペダル。あとはヘルメットとアイウェアと、走るのに最低限なものを揃えた形で、俺の愛車となるÉmonda ALR 5が待っていました。
自転車の基本的な使い方をレクチャーしてもらってから、いよいよ店を出発!
まずは家まで10km弱を無事に辿りつくのがミッションです。
異様な前傾姿勢。ママチャリとは段違いの加速、そして堂々と走る公道。何もかもが初めてで緊張しながら走りだします。
途中からおしりと手が痛くなり、アイウェアをカバンにしまったままだったので風で目も痛くなり、色々と痛くなりながら家に無事到着しました。
色々と痛くはなりながらも、ロードバイクの速さはある程度体感でき、このまま乗り納めるテンションではなくなっていました。


そのままの勢いでボトルにアクエリを薄めたのを入れ、今度はちゃんとアイウェアを装着し、簡単な初ライドに出ることにしました。
ちょうど家の近くに良い感じの河川敷があるので、下流に向かって適当に走っていくことにします。
何年も住んでいる町でも、ロードバイクだと一気に行動範囲が広がり、新しい景色が観れることが楽しく感じました。
しばらく進むとやがて、私有地に行き当たり河川敷が途切れました。
あらかじめ導入しておいたスマホのサイコンアプリを見ると、ちょうど10kmくらい走ったところでした。
この時は、何だかお腹が空いたので、ロードバイクってカロリー消費が激しいって本当なんだな~と思いました。(たかが10kmで…)
ちょっと辺りも薄暗くなってきたところだったので、そのまま家に帰ることにしました。
往復で20km。この時は家に着くころには結構疲れて息も上がりかけていました。
しかしながら、ロードバイクの持っている可能性というか、自分の可能性を引き出してくれる何かがあるんじゃないかと、片りんのようなものを感じて期待感が高まっていました。
次の日も休みだったので、今度は同じ河川敷を上流に向かっていこう、と計画しながら納車当日は終わっていくのでした。


次回「気付いたら30km」「痛むケツ」の二本立てです。